電子書籍ってマンガも小説も読めるの?

昔はほとんどの電子書籍が小説だった

電子書籍サービスが始まったばかりの頃、提供される本はほとんどが小説でした。というのは、データ量の問題があったからです。テキストだけなのでデータ量が少ない小説と比べると、漫画の場合、データ量が大きくなります。そのため、ブロードバンド回線が普及していなかった状態では配信が難しかったわけです。また、端末の問題もありました。昔、電子書籍は電子ブックという規格で販売されていましたが、電子ブックを閲覧するための端末は、現在の電子書籍端末と違って高解像度での表示が無理だったので、漫画を紙の本と変わらない状態で閲覧することが難しかったのです。
さらに、出版社が漫画を電子書籍として提供することにそれほど積極的ではないという理由もありました。

単行本だけではなく漫画雑誌も電子書籍化されている

では、現在はどうなのかというと、小説だけではなく漫画も電子書籍として提供されるようになっています。また、漫画の単行本だけではなく、週刊漫画誌も電子書籍化されています。紙の本と比べて発売日が大きく違うということはなく、内容もほとんど変わりはないので、漫画ファンにとっても電子書籍サービスはかなり便利な存在になってきたといえるでしょう。
具体的にどのようなところが便利なのかといえば、たとえば持ち運びに関してです。漫画の中には、長い間連載されていて、単行本が100巻近く刊行されていたり、あるいは100巻を超えているものもありますが、そういった長編漫画でもまとめて持ち歩くことができます。旅のお供にはうってつけといえるでしょう。